お知らせ
11月対面講座『「脱力」から組み立てる「立位」』
2024.10.01
1月に対面講座を実施いたします。
すでにHP、Instagramでお知らせしておりますが、開催日時を変更いたしました。
当初日曜日開催を予定しておりましたが、昨今の京都の観光事情を鑑み、平日開催とさせていただくことにしました。
変更に伴い、予定が合わなくなった方には申し訳ありません。
興味を持っていただき、ご都合の合う方は是非ご参加ください。HPの「お問い合わせフォーム」からご連絡いただければ幸いです。
日時:11月21日(木) 13時~16時45分(小休憩と退出準備時間を含む)
場所:水田ダンススタジオ(京都・御池近辺 ご参加の方に改めて詳しい居場所のご案内を差し上げます)
料金:18000円
定員:10名
今回は「立位」をテーマにしてみようと思います。
「立位」とは、まずはそのまんま「立っている姿勢」のことです。
しかし、いわゆる立っているときのそれのみが「立っている」なのかというと、少し違う気がします。
例えば歩行している時も、人は立っています。
体勢を保つための「まとまり」「安定」と同時に関節や筋肉を動かせるだけの「空間」「ゆるみ」があることによって、「歩く」ことが可能になります。
こうした「安定」と「ゆるみ」のブレンドは、「歩く」だけではなく、「姿勢を維持しながら行うあらゆる動作」すべてに必要です。
「立ち続ける」にしても同様に、ただからだを固めているだけでは成立しません。
動けるからだの条件として、「安定」「と「ゆるみ」という、一見正反対のように思える要素のどちらもが同時に必要なのです。
しかし「ゆるみ」の重要性はなかなか理解されにくいところがあります。
人は何かがうまくいかないと、
「何らかの不足が原因だ」と考えがちです。
からだのことにおいては「栄養不足」「体力不足」「筋力不足」「練習不足」等、「たりない」から「できない」だと発想しがちです。
不足を補うべく、いきなり強化(筋トレ、走り込み、サプリとか)をしてしまうと、組織が緊張して「ゆるみ(可動性)(余裕)」が狭められますます動きにくくなったりすることもあります。
確かに何かが「不足」していることはあります。
が、それ以前に別の何かが「過剰」ないし「一辺倒」で、
からだの働きや動きがなされるための状況が整っていないからうまくいかない、ということが事実だったりします。
今回は、動ける「ゆるみ」を保持すべく、「余分な力を抜く」練習をしてみます。
「いまさら」と思うような基本的なことを丁寧に拾えたらと思っております。
それだけに、お集まりいただく方々によって内容や方向性が変化する回になると思います。
企画している側もドキドキしておりますが、ご興味のある方がいらしてくださるのを楽しみにしております。