えこひいき日記
春の波乱
2004.03.04
個人的に、3月は波乱の(?)幕開けとなった。その日は朝からいろいろあったんだが、掻い摘んでいくと、3月1日の夜にテレビデオの暴走とものの落下が同時にあり、ちょっと怖い思いをした。私の周囲では電化製品の不調は良くあることで、このテレビデオも勝手にチャンネルが変わったり、勝手に電源が入ったり消えたりし、修理に出すと「異常なし」と言われることはこれまでにも度々あったのだが(暴走の原因の可能性としては、テレビの中に細かい埃が入り込んで接触が悪くなる、というのがポピュラーらしいのだが、でも修理に出してもそのような説明は無く「なんともない」と言われてしまうのはどうしてなんだろう・・)、今回は暴動と同時に石鹸やらコップやらがあちこちから落っこちてきたので、ちょっとびびった。ポルターガイスト的現象(?!)には、かつてローマに行ったときに出会ったことがある。そこはいかにもなんか起こりそうなホテルではあったのだが、風邪をひいて一人でホテルの部屋で寝ていたら、クローゼットの上に置いておいた果物かごがひゅーんと飛んできて、壁にぶつかって落ちた、ということがあった。発熱していたので一瞬「夢か、気のせいかな」とも思ったのだが、目が覚めても籠が転がっていたので、「ありゃ」と思ったのであった。しかし言ってみればその程度のこと(?!)なので、今回とてだいじょーぶともいえるが、テレビの電源を抜き、落ちたものを片付けていると気分が萎え、結構疲れてしまった。
しかし2日になると普段電話がかかってこないような人から次々と電話が来たり、いつにも増して人の出入りがあったり、思わぬいただき物(アンティークのガラスの花瓶)をしたりしたせいで気分が晴れてきた。翌日3日に向けて早速ガラスの花瓶に桃の花や桜の花を飾ったりしていると、一足先に春が部屋にやってきたようで、まさに邪気払いになるような感じだった。
3月に入ったとたん寒が戻り、不思議な気候になってなってしまったが、ゆるゆると春に向かう気配はある。