えこひいき日記
2001年2月23日のえこひいき日記
2001.02.23
昨日、99年に私が訳した本の著者(ACAT時代の私の恩師のひとりである)のことを少し書いたが、そんな折、彼女の「姉が自分の夫の先妻だった」という日本人女性からお便りをいただいた。突然のことと、そのタイミングに驚いた。彼女は99年の初夏に、配偶者と先妻との間の娘の結婚式の席で一度だけデビー(著者)と会っており、その際に日本語に訳された本を渡されたという。それは、たぶん、私がデビーに送ったものだ。
おおげさなようだが、この世に郵便とか、電話とか、メールとかいう交信手段があることに感謝してしまう。
見しらぬその女性は私に「訳してくれてありがとう」と言ってくださった。
私にとってあの仕事は辛いこともいっぱいあり、なしえなかった課題もいっぱいあるのだが、それでも著者亡き後にこのようなお手紙をいただけたことで、私はやはりあの仕事をしてよかったんだな、と思う。
(いるかいないのか私は知らないのですが)かみさま、ありがとう。