えこひいき日記

2001年10月24日のえこひいき日記

2001.10.24

2日前の点滴の後、過労からくる高熱はすっかりひき、まだ若干からだのだるさがあるものの、よく眠れるし、食欲もあるし、普通に仕事をしている。

さて、1ヶ月くらい前に、長い長い今年の夏がようやく秋に移行し始めたころ、石鹸作りを再開したのだが、それらがようやく出来上がってきた。今回のテーマは「スキンケア」で、秋から冬にかけて乾燥しがちな肌にやさしい使い心地の石鹸が作れないかな、と思って、作ってみたのだ。

石鹸作りとは、要するに飽くなき「実験」である。石鹸の作り方を紹介した本を参考にしながら、材料の組み合わせや、オイルとアロマテラピーようのエッセンシャルオイルとの香りの相性を考えたりするのは楽しい。香りの配分を考えるときには、たいてい材料となるオイルにエッセンシャルオイルを少し混ぜてみて、バランスを推測したりする。ほんと、理科の実験である。私はけっこう自分で試してみないときがすまないタイプなので、「どうかな?」と思ったものは試してみる事が多い。このあいだ、ある石鹸のレシピ集に「大豆石鹸」というのが載っていて(ちなみに市販品もあるそうだ)「美白効果」「お肌しっとり」とあったので、ためしに作ってみた。その製法は、私が普段行っている「低温で反応させ成熟期間1ヶ月」というものではなく、割合高温でオイルと苛性ソーダを反応させ、およそ4日後には使用可能になるという製法だった。そんな短期間で使い心地のよい石鹸が作れるならいいな、と思ってやってみたのだが、結果から言うと、私には合わなかった。私がいつも作る石鹸よりしっかりと固まったそれは、溶けにくくてよいといえばよいし、きな粉の甘い香りも悪くなかった。洗い心地もさっぱりとしてよい。夏の手洗い用にはよいかもしれない。しかし(私の場合)体を洗い続けていると2日後くらいからすこしかさかさするような感じがし、顔を洗ってみたら荒れて皮が剥けてしまった。なかなか難しいものである。

実験と言えば、今回作った「スーパープレミアム石鹸」というのも実験試作品であった。以前から作っている「プレミアム石鹸」(原材料はオリーブオイル、スイートアーモンドオイル、ホホバオイル、ココナツオイル、パームオイル、苛性ソーダ、精製水)のホホバオイルとオリーブオイルの量を増やしてうんとマイルドなものを作ってみようと思ったのだ。しかしここでの問題は、やわらかすぎて石鹸として固まらないのではないか、油分が多い分洗浄力はどうか、という点で、成熟中も気がかりだった。こういう感覚って蒔いた種がいつ芽を出してくれるか待つのに似ている。そうして出来上がった石鹸のできばえはわれながら上々で、荒れていた顔の皮膚も治ってしまった。(にっこり)

というわけで、もしも気が向いたら是非お試しください。現在「スタジオK」で在庫分販売中です。

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