えこひいき日記

新年明けましておめでとうございます

2004.01.02

あけましておめでとうございます。
年賀状やメールでのご挨拶を下さった方々、ありがとうございました。例によってこちらからのお年賀は失礼させて頂いておりますが、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。昨年にも増してよい日々になりますように!

かく言う私は現在ゆるゆると過労を癒しているところである。数年前に年には2,3度突然高熱を出して内科で「過労ですね」と診断され、点滴を投与してもらう、ということがあったが、そんなのに比べれば実に穏やかで平和なものである(うちは零細企業なもんで、つい何でもかんでも自分でやってしまうので、仕事って溜まるんだよね)。ただただいつもよりたくさん眠たくなり、少々体もだるく、一人の時間を過ごすのが楽しい・・・という正月の2日目である。

年末は29日にクライアント業務は終わったものの、なんだかんだと用事が続き、クライアントの記録書きが終了したのは除夜の鐘が打ち終わる頃であった。「年末」という華やぎとあわただしさの混じった空気にも触らず、紅白も見ず、除夜の鐘に耳も傾けずに、一年の終わりと新しい年の始まりをだらだらとまたぎ越してしまうような、だらしのないおとなになるつもりはなかったんだが、わが身のふがいなさを反省しなくちゃいけない。
子供の頃よりすこしおとなになって思うのは、「けじめ」というものは自分でつけなくては誰もつけてくれない、ということである。子供の頃は、大人の身振りに従って「<これ>が「年の終わり」なのか」とか「<これ>が「始まり」というものなのだなあ」などと、行事やイベント、儀式などの<それ>とそれが意味する「これ」とを受身に認識していればそれで済むが、自分がそれを誰かに、あるいは自分のために行う(行える)年齢になると、「済ます」ことが「出来る」ということではなくなってくる。ただ<それ>を「出来る(することができる)」ことが大事なのではなく、その意味を理解して自分の「身振り」、自分の「文化」に出来るかどうかが問題なのだと理解することが出来るようになる。私、今年はそういう一つ一つのことをもっと大切にできるよう生きていきたいなあ・・と思っている。そういう意味で、私個人の「年末」はクライアント業務が再開される直前まで続くかもしれない。

カテゴリー

月別アーカイブ