えこひいき日記

2003年9月11日のえこひいき日記

2003.09.11

アメリカの同時多発テロから2年目という日である。あれから2年で、何が起こったか。この2年という時間の間に、アメリカがイラクを攻撃した・・・それは本当に「テロとの戦い」であり、「正義」だったのだろうか。むしろテロの火種を撒き散らしたに過ぎないのではないだろうか。一国主義的エゴイズムの露呈に過ぎないのではないだろうか。アメリカの誤算を苦々しく思いつつ、同時に「ざまみろ」と思いそうになる自分が気持ち悪い。アメリカがざまあをみたところで、事態は好転しないのだ。そんなことでかたがつく話ではない。どうすることが、どうなることが、よりよいの方向なのか、あいかわらず、私にはわからない。ただ戦争や、仕返しがまったく解決にならないことだけは、あいかわらず、思うんである。
ふつーに暮らしていて、思わず相手をひっぱたきたくなることや、「死ね!」とののしりたくなることは現実に存在する。それを否定する気はない。しかし自分が誰を、何を、ひっぱたきたいのか、私は自分の心に問いながら生きていきたいと思う。その対象を曖昧にし拡大したときに、事態はとんでもない方向に転がってしまうような気がするのだ。「国」とか「正義」といった、権威的で美麗な、団体名やプロパガンダの名のもとにその内容を曖昧にすることは、実にキモチがワルイことだと思う。敵対する対象を拡大し、かつ曖昧にすることは、一方的な自己の拡大と正当化に過ぎない行為であり、それ以上の生産性も創造性もない。

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