えこひいき日記

パソコンの反乱

2004.02.06

2日前、確定申告に向けて税理士に提出する書類をパソコン上で整理していて「お、いい調子で進んでいるな。もうすぐフィニッシュ」と思っていたら、突然ノートパソコンが気絶した。私のノートパソコンは原因不明の「気絶」をよく起こす。何度修理に出しても「原因不明です」と言われて修理費だけ取られて帰ってくる。それでも、対処方法として「ノートを電源につなぎっぱなしにせず、使用後は電池とアダプターを外す」ということをしていたら「突然の気絶」は最近なりを潜め、それなりに調子はよかったのだ。しかし昨日はデータをバックアップする前に気を失ってしまった。多分、データは飛んではいないと思うのだが、ノートパソコンが意識を回復しない限り、データを取り出すことは出来ない。もしもこのままノートが気絶したままなら、少なくともその日の作業分は最初からデータ入力をやり直さなくてはならない。めんどくさい数字の群れを整理する作業をまた最初からやることを想像するとへこんでしまった。
翌朝、ノートの電源を入れてみた。反応なし。それどころか通常使用しているデスクトップまでもがそれほどヘビーでないはずの作業中に2回フリーズし、プリンタも3回ほど黙り込んでしまった。再起動の嵐である。「なーんだっていうんだよぉ」とぼやきながら、何度もノートの電源を入れようとするが反応なし。諦めかけた夜中、突然差し込んだプラグから火花が散って(!)ノートパソコンの意識が戻った。やったー!!
しかしなんだったのかは、謎のままである。
電子計算機(コンピュータ)に詳しい人に聞いても「あんまりそういうのって、聞きませんけどねえ」と言われてしまった。「電気感受性人間」の悲しい性と諦めるほかないのであろうか。
ノートの意識が戻ったところで、経理業務再開である。それはそれで微妙にへこむものがあるのであった。

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